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ニョロニョロの棲む庭

S様の当初のご希望は「庭でお茶ができるテラスのようなものを」とのことでした。
しかしS様のお宅は、L型の家屋の形状や立派な屋根があることなど、ウッドデッキを作るには最高の場所。そこで室内との段差をなくした、行き来自由なウッドデッキを提案させていただきました。

nyoro-01施工前のお庭。中央に写っている倉庫は、元々は蘭を栽培するための小屋だったとか。初日の作業は、この倉庫を解体することからスタート!


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解体終了!倉庫がなくなると広い!


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バーベキューが楽しめるグリルテーブルを作ります。これは土台部分を制作中。杉板で型枠を組んでコンクリートを流し込みました。


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型枠を外すと、まるで地層のような仕上がりに。これはコンクリートと、ワラを混ぜ込んだ白セメントを交互に流し込んだものです。杉枠の木目が写り素朴な風合いになりました。


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天板を乗せれば見事なグリルテーブルの完成。グリルを使わないときは、フタをしてテーブルとして使えます。
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 端材でベンチも作りました。

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杉の型枠に白セメントを流し込んで作ったブロック。一体何に使うのかと言うと・・・


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焼杉ブロックに、この白セメントのブロックをバランス良く積み上げていきます。
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「焼杉木口壁」の完成!木材市場に並んでいた杉の原木をヒントにしました。
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さりげなく配したグリーンがアクセントとなり、和モダンな雰囲気が漂います。
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そしてもう1つ、不思議なカタチの水栓柱。娘さんが、ムーミン谷のキャラクターを連想して「ニョロニョロ」と名付けてくれました。


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白セメント+砂+ワラの掻き落とし仕上げです。浮き出てきたワラが本物の生き物を思わせます。
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床板には、なめらかな肌触りが魅力のウリンを使用。のんびりとお茶でも飲みたくなる、憩いの空間ができました。
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ウリンの一番の魅力は、やはりこのなめらかさでしょう。裸足で歩くと、木の温もりが心地良く伝わってきます。

by kiraku

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    池見 拓也(いけみ たくや)
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