御馬下の角小屋
2016年2月24日 きらくブログ
10年以上前から存在は気になってたんですが、今回初めて熊本市北区四方寄町「御馬下の角小屋」へ行きました
“江戸時代の庄屋・堀内家の住宅で熊本市指定有形文化財。大名一行を迎えるための「御成の間」「次の間」「御用人の間」などと商家としての役割を果たす店舗や茶の間などのつくりを併せ持つ珍しい建物で、黒光りする柱や梁など日本古来の木造建築の素晴らしさを見ることができる。”〜パンフレットより〜
土間の三和土(たたき)。
砂利や割れた瓦が混ぜ込んであります
色々な大きさの骨材を使うことで強度が出ます。
「銭升」
堀内家は酒屋も営んでいたようで硬貨を数える銭升といわれる道具が展示してあります
私の祖父母も酒屋を営んでいたのですがお金を数える時はやはり年季の入ったこの道具を使っていました
リズム良くお金を数える様子が思い出されます
御成の間から見た庭。
中央の景石は富士山を模しているそうです
参勤交代で疲れた藩主を楽しませようと設計されたのでしょうか。
元々は藩主専用の門「御成門」の前に据えられていたようです
籠を降りてから御成の間までの動線を考えながら
しばらくの間、意識は激動の幕末へ飛んで行ってしまいました。